高校を卒業し、夢もなく過ごしているゴタンダ(中村嶺亜)。そんな彼がアルバイトとして選んだ職場はアメリカンテイストの派手なスーパーマーケット。その名も「HEART BEAT MARKET 」。

そこには、アメリカに魅せられた店長と個性豊かな社員たち。そしてアメリカの如く自由気ままにアルバイト人生を謳歌する若者たち。個性がなく生きてきたゴタンダにとっては刺激的、魅力的にうつる。そしてゴタンダの研修の日々が始まり、生鮮、レジ係、魚屋、肉屋の研修を経て、彼はお客様係として働くこととなる。

ある日、マーケットに脅迫状が届く。閉店間際に毎日やってくる怪しい客ピーマン(佐々木大光)をマークする大人たちと、恋に揺らぐアルバイトたち。ゴタンダもまた、レジ係のチサに恋をしてしまう。さらに、「愛」を持ってお客様に接することがモットーのマーケットの意見箱に、一つの質問状が届く。

「愛の売り場はどこにありますか?」

この疑問に答えるべく、ゴタンダは初めて出来た仲間や上司たちとスーパーマーケットで奔走をする。ゴタンダは、アルバイトの仲間たちと「愛の売り場」を見つけることが出来るのか――。